
日本の伝統技法が光る振袖をご紹介します
2025.11.27

振袖あまのやでは、伝統技法で丁寧に染められた「プレミアム振袖」を多数取り扱っております。
京友禅や十日町友禅、加賀友禅など、職人技による最高級振袖の美しさは、「着ることができる美術品」とも言われるほどです。
お嬢様の「二十歳のお祝い」に、世代を超えて受け継ぐことができる本格振袖を選んでみませんか?
今回は、手描き友禅、総絞り、辻が花など、日本の伝統技法による逸品振袖の魅力をご紹介します。
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十日町友禅の名門・翠山工房の「辻が花」振袖

翠山工房_辻ヶ花 | 栃木県小山市・栃木市・下野市の振袖はあまのや
新潟県十日町市は、京都や金沢に並ぶ友禅染めの産地として知られています。
十日町友禅の特徴は、一つの会社や工房での「一貫生産」です。
名門・翠山工房の振袖も、図案の作成から型付け、引き染め(地染め)、手描き友禅、絞りまで、全ての工程を自社で行っています。
翠山工房は、江戸時代から続く老舗の着物メーカーです。当初は織物業を営んでいましたが、昭和50年代からスタートした「辻が花染め」は、翠山工房の代名詞となっています。
翠山工房の「辻が花」振袖は、繊細かつダイナミックなデザインと十日町友禅らしい美しい発色が魅力です。
「辻が花染め」とは?
辻が花(つじがはな)染めは、室町時代から安土桃山時代頃に盛んだった染色方法です。当時の着物(小袖など)が現存しているため、美術館などで見ることができます。
絞り染めと手描き(墨描き)、摺り箔などを組み合わせた染色技法で、草木染めの素朴な風合いが特徴です。
江戸時代に入ると、新しく開発された「友禅染め」が爆発的に流行し、辻が花染めに取って代わりました。
これにより、辻が花染めの技法は一度完全に途絶えてしまったため、長らく「幻の染」と呼ばれていました。
現代の辻が花染めは、染色作家や工房で再現された染色技法によります。
厳密には、かつての辻が花染めとは異なる技法(素材や染料が異なるため再現不可能)ですが、独特な風合いと美しい染め模様でとても人気があります。
十日町友禅・吉澤織物の振袖

吉澤織物_手描き友禅 | 栃木県小山市・栃木市・下野市の振袖はあまのや
吉澤織物は、十日町友禅のトップメーカーの一つです。
十日町友禅の特徴である「自社一貫生産」により、振袖や訪問着などを生産しています。
江戸時代から麻の「織物」を生産していた吉澤家は、明治時代以降に絹織物の生産を開始しました。
昭和39年東京オリンピックを契機として、友禅染めを導入してからは、数々のブランドを発表し、全国でも有数の着物メーカーとしての地位を確かな物にしました。
「友禅染め」とは?
友禅染めは、江戸時代初期に京都で開発された染色技法です。
宮崎友禅斎という扇絵師のデザインが大流行したため、友禅斎の繊細な表現を着物の上に再現するために、職人の手により「友禅染め」の技法が開発されたと考えられています。
友禅染めの特徴は、柄の輪郭線に「糊」を置いてから、色を染めるという点にあります。
糊があるため、隣り合った柄の色が混ざることなく、繊細な模様を描き出すことが可能になりました。
手描き友禅は、下絵描きから、糊置き、染色までを全て人の手で行います。最も手がかかる技法として最高級品とされます。
型友禅では、型紙を使って染めるため、手描きに比べると効率よく染色することができます。とはいえ、型友禅の場合も、色ごとに型紙をかえて何度も染める必要があり、高度な技術と大変な手間がかかります。
友禅染めの振袖は、まるで日本画のような繊細な表現と美しい色彩が魅力です。
藤娘きぬたやの「総絞り」の振袖

きぬたや総絞り | 栃木県小山市・栃木市・下野市の振袖はあまのや
「藤娘きぬたや」は、古代から伝わる「絞り染め」から、独自の製法である「きぬたや絞り」を開発し、新境地を拓いた着物メーカーです。
元々は名古屋に本社を置いていましたが、2025年に京都支社と統合し、本社を京都に移しました。
きぬたやの振袖は、一粒一粒精緻に絞った「総絞り」のほか、「きぬたやカラー」とも呼ばれる鮮やかな色彩のグラデーションを特徴としています。
きぬたや絞りの源流である「京絞り」では、単色の絞りが当たり前でした。藤娘きぬたやは、鮮やかなマルチカラーで、それまでの常識を覆す革新的な「絞り染め」を生み出しました。
「総絞り」とは?
「総絞り」はその名の通り、生地全体を「絞り染め」の技法で染め上げた着物のことです。大変な手間と時間がかかっている最高級品です。
絞り染めは、古代から続く染色技法であり、多種多様な染め方が伝わっています。
生地に糸を巻きつけたり、縫い締めたり、様々な方法で「防染」することで柄を染め上げます。
その中でも、「疋田(ひった)絞り」は、最も精緻な絞り染めの技法として知られています。
小さくつまんだ生地に絹糸を巻きつけることで「絞り染め」にします。整然と並んだ粒々模様が特徴で、振袖一着分を「総絞り」にした場合、合計20万粒にも及ぶとされています。
糸を外した後も、凹凸(シボ)が残るため、ふわふわの手触りと独特な立体感が生まれます。
憧れの「プレミアム振袖」を振袖あまのやで

振袖あまのやでは、今回ご紹介した「翠山工房」「吉澤織物」「藤娘きぬたや」の振袖のほかにも、京友禅、加賀友禅、十日町友禅のトップメーカーや有名工房・作家の振袖を多数取り扱っております。
プレミアム振袖コレクション | 栃木県小山市・栃木市・下野市の振袖はあまのや
伝統の職人技が光る最高級品質の振袖は、一目でわかる上質さと圧倒的な美しさを誇ります。 大切なお嬢様のご成人のお祝いに、「家宝」として世代を超えて受け継ぐことができる「逸品振袖」はいかがでしょうか。




